先日、旅に出る前に冬物をタンスの奥から引っ張り出していると、
セーターの間から懐かしいモノが出てきました。
▲OLYMPUS PEN EE-3 ちっこいのにちゃんとした重さがあります。
今から25年ぐらい前に修学旅行で使ったのを覚えていますが、
それ以降は使った記憶がありません。
まさに、タイムカプセル状態だったのです。
▲レトロなデザインが、今、新しい感覚で使えます。
久々にカメラ屋さんでフィルム選びをしました。
驚いたことは、フィルムコーナーがとても狭くなっていたことです。
そして選べる種類も少なくなっている・・・。
今回は久々のフィルムカメラだったので、
ASA200で適当にパシャパシャ撮ってみることにしました。
▲DNP CENTURIA 200 36枚撮り 初めて見たフィルム。とても安いです。
それにしてもこのフィルムは初めて見ました。どこのフィルムでしょう・・・。
インターネットで調べてみてわかったこと。
DNP=大日本印刷です。
私には馴染みの3文字だったので、大日本印刷みたいだなぁ・・・と思っていたら本物でした。
どうやらコニカのカメラ部門はSONYに、フィルム部門はDNPになったようです。
そしてこのCENTURIAというフィルムはコダックGOLDのOEMと言われているようです。
が、発色(特に青系)がサクラコニカの色を継承しているのに粒子が細かくなったということで、
どうやら評判の良い安いフィルムだったようです。
まったく知らず、曖昧なカメラで曖昧な撮影を楽しみたかったので、
一番安いフィルムを購入しただけだったのでした。
▲ネガスキャナで取り込むのが面倒だったので、現像と同時デジタライズをしました。
現像は、近所のスーパーに入っているフジフィルムのパレットプラザで自動現像30分コースです。
CDにデジタライズをしてもらいました。
36枚撮りの現像料金が630円。CDデジタライズ料金が525円。合計1125円。
おやおや、これは結構かかりますねぇ。
でもインデックスプリントもあるので、結構便利かも。APSカメラみたいですね。
そして出30分後にお店へ行ってみると・・・。
「すみません、ハーフのデジタライズは2コマで1画像になります。
なので、今回は現像代金だけで結構です・・・。」
と言われてしまいました。
ほほぅそうなんですねぇ。知りませんでした。
でもまぁ、デジタルなんでPhotoshopなどで切ればいいんですよね。
そしてもしもプリントしたい時にはネガを持っていけば言い訳で・・・。
ということでこれらが今回、久々に取ったフィルム写真(銀塩写真)です。
▲ラリージャパン2007のオープニングイベント会場を裏側から・・・
▲ラリージャパン2007のオープニングイベントで応援する人たち
▲ラリージャパン2007のオープニングイベント会場のステージ裏側から・・・
驚きです。
レンズの周囲にあるASA調節位置を今回のフィルム感度の200にしている状態で夜間にシャッターを切ろうとすると赤ベロ(赤いフィルム状のもの)がファインダーに出てきて光不足を教えてくれます。
そこで、レンズの周りを回して、このレンズの開放値である3.5の位置に合わせてシャッターボタンを押すと・・・パシャ!ときれるんです。
たぶん、真っ暗でボケボケの手ぶれ写真が・・・と期待していませんでしたが驚きの写真です。
ちゃんといい感じで取れているじゃないですかぁ!!
確かに光のない場所が描画されていませんが、
ASA200にF3.5のレンズでテキトーに映してこの仕上がり!!
デジ1眼で撮った写真とは違う暖かな雰囲気の写真が撮れますねぇ。
▲ホテルの隣のバー
▲ホテルの隣のバーの窓を寄りで
▲ホテルの隣のお食事処
ほほぅ。
デジタル一眼レフカメラで同じ場所を撮影したのですが、
このPEN EE-3で撮影した写真も味があり、レトロ感が良く出ます。
そしてフィルムの特性もあり、空の色が薄い青緑になるのが面白い。
軽いレトロ写真です。
これは面白いですよぉ。
次回はモノクロ写真を入れて撮ってみようかなぁ。
あいまいの安心感ってあるよなぁ・・・。
2007年10月29日月曜日
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