2007年11月23日金曜日

セピアな世界

先日、5日間ほど東京へ行ってきました。
札幌とは違い、まだまだ暖かいんですねぇ。

いつものようにEE-3で撮りながら移動してみました。
今回のフィルムはIlfordのXP2Super400です。

現像してみてわかったんですが、KodakのBW400CNとは違って
このXP2Super400は本当のモノクロフィルムのように
現像したフィルムの色が紫がかっています。

なので、ポジスキャナーでカラースキャンモードでスキャンすると
紫の反対色で茶色っぽくスキャンされます。
・・・ということでセピアな写真ができあげりました。
本当は調整でちゃんと白黒にできるんですが、偶然出たセピアカラーが面白かったんでそのままに・・・。

本当のセピアカラーとは大きく違い、かなり赤いですが、
これはこれでおもしろいかも・・・と思っています。

今度調整する時にはもう少し彩度を落として、
より本物のセピア焼きのように調整してみよう・・・。

2007年11月10日土曜日

初冬


▲そろそろ冬がやってきそうです。

▲額縁。

▲なかよしなカモ。

▲ネコの置物?

▲スローシャッター。

RAINBOW7

写真の雑誌のPhaTに付録で付いていたRAINBOW7(ASA100/36枚撮り)で
いろいろ撮ってみました。かなり淡い色合いでびっくり。

▲コーヒー屋さん。両隣の建物が無くなって、ポツンとひとりぽっち。

▲近所の古い建物。木造の建物好きです。

▲夏はにぎわっていたんですかねぇ。

▲よく見るとおかしい! でもダメだよ。こんな事しちゃ。

▲落ち葉のジュータンは温かいんですね。

▲公園の時計を下から見ると面白い。

フィルムカメラはフィルムでこんなにも色合いが変わるとは
思ってもいませんでした。
(F520でネガスキャンしたのでなおさら淡くなりました)

一つわかったことは、ベットリマッタリ濃い発色が好きな私には
このRAINBOW7またはPARADE100はどうも不向きのようです。

どのフィルムを買おうかといろいろ調べたり使ってみたりしていますが、
AGFA VISTA 100を使っている写真が濃くて好きなのでぜひ使ってみたいです。
が、どうやらAGFAはフィルム事業をやめてしまったようで、
なかなか入手困難のようです。

さて次は・・・
前回がカラーモノクロフィルムのKODAK BW400CNだったので
今度はカラーモノクロフィルムのILFORD XR2 Super 400を入れてみようかと思っています。
楽しみだなぁ・・・。

2007年11月9日金曜日

Scoop!です

ほとんどピンホールのような小さなレンズのScoop!で撮りました。

▲オフィスの入り口にある最近やってきたおしゃれさんの愛車。

▲仕事帰り

▲9

▲招くネコ。待つイヌ。

▲ドーナツ食べたくなる。

このカメラにクローズアップレンズ付けたらどうなるんだろう・・・。
携帯電話用のおもしろレンズ、付けてみたい・・・。

2007年11月8日木曜日

Vivitar ULTRA WIDE & SLIM

以前Yahoo!オークションでレンズを買ったら付いてきたPENTAX istDSを
メンテナンスのためにPENTAXのサービスに送りました。
私の妻がistDSを使っていたので、彼女は今、カメラが無い・・・
そして、今週末に野外でしかもかなりコンディションの悪い場所で使いたい
ということで、最近巷で人気の安いトイカメラを買ってみることにしました。

選んだのはVivitar ULTRA WIDE & SLIMです。
電池いらずで軽く、何も調整するところが無い・・・。
信じられないほどシンプルな構造です。
あ、デジカメではありません。普通の35mmのフィルムカメラです。

▲きれいな箱に入ってきました。
でも良く見たら箱に印刷されているのではなくて、包装紙と腹巻(帯印刷)でした。
ほほぅ。こういう手があったかぁ!

小さいですねぇ。
キャシャですねぇ。
大丈夫なんでしょうか・・・。

▲PEN EE-3よりも小さいです。

なんとなく作りはScoop!と変わらないような・・・
ということで比べてみると・・・

▲やはりScoopよりは大きいですね。
ちょうどタバコの100Sボックスぐらいでしょうか・・・。

そして、このVivitar ULTRA WIDE & SLIMはとにかく軽い!
ちょっと重さを量ってみました。

▲まずは、メタルフレームのPEN EE-3はフィルム入って390gです。

▲続いてScoop!は単4電池2本入って84gです。うん、やはり軽い!

▲最後にVivitar ULTRA WIDE & SLIMはフィルム入って86gでしたぁ!!!!
ってものすごい軽いじゃないですか!!

お気付きかとは思いますが、今回の写真は写真の周りが若干暗くなっています。
(掲載の写真はPhotoshopで、なんちゃってトンネルエフェクトをかけています)
このVivitar ULTRA WIDE & SLIMを選んだ理由がこの周辺減光(トンネルエフェクト)がおもしろいぐらいに出るとてもチープなカメラだからです。

Flickrには既にVivitar ULTRA WIDE & SLIMのグループもあり、
これが話題になり世界的に売れているそうですよ・・・。
FlickerのVivitar ULTRA WIDE & SLIMのグループはこちらからどうぞ

さてさてどのような写真が出来上がるのか楽しみです!

2007年11月4日日曜日

OLYMPUS PEN EE-3のモルト交換

PEN EE-3で撮影を終えてフィルムを取り出したところ、フィルムの表面がベトベトしていました。
カメラの中を探ってみると・・・あらら、スポンジがトロトロに劣化しているではないですか!!


▲スポンジがボロボロです!! まぁ年代モノなので・・・。

指先で劣化したスポンジをつまんでみるとベトベトになっていて、きれいに取るのが大変です。
割り箸を鉛筆削りで尖らせたもので細かな部分まではがします。


▲ちょうどフタの蝶番の部分にもスポンジがあります。

本当は、フタの当たる部分に沿ってぐるり一周スポンジが付いていますが、
狭い部分はあまり影響が無いようですので、今回は交換しません。
(かなり面倒そうなので、どうしても交換が必要になるまで見なかったことにしようかと・・・。)

ベトベトがどうしても取れません。そこで、アルコールでキレイにすることにしました。


▲私の身近なアルコールと言えばコピックの0番。

キッチンペーパーにこれを染み込ませてふき取ると、あらら、ベトベトが全くなくなりました。

そしてスポンジの換えが必要になるので、100円ショップで防音テープとフェルトを買ってきました。


▲幅広であまり厚みが無い防音テープがジャストフィットです。

もともとスポンジがあった場所に貼り付けるとこんな感じになります。


▲適度な弾力があり、フィルムをしっかりと押さえて、ふたのガタツキを防ぎます。

蝶番側は防音テープでは少し厚いので、フェルトを使います。


▲こちらも元々あったスポンジと同じ大きさにカットして使います。

フェルトの貼り付けには紙素材ではない両面テープで貼り付けます。
紙素材だと、またそのうちドロドロになっちゃいますからね。


▲フェルトを貼り付けるとこのようになります。

どうやらこのスポンジの劣化は私のPENだけではなく、同世代のカメラはほとんど同じ症状を抱えているようです。カメラ修理に出すともっとプロフェッショナルなツールで直してくれるようなのですが、あいまいな写真を楽しむトイカメラ的に使うのであれば、この程度で良さそうです。

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秋ですね。

スケッチクロールに出かけたついでに写真も撮って来ました。
今回はPENTAX K100D SuperにPENATX DA40 Limitedを付けてのフォトスケッチです。

▲私の住む町の駅にはこの時期になると落ち葉がたくさん舞い込んできます。

▲落ち葉くん達の専用イス。もう少しでこのイスも冬囲いされてしまいます。

▲黄金の樹。この時期限定の宝もの。

▲木のテーブルセット。夏にはピクニックに良さそうです。

▲チェックのビル。なんだか札幌じゃないみたい。

▲ツタも赤く。赤いレンガに赤いツタはきれいです。

▲まわりの看板に負けないように頑張っているすすきの交番の看板。

札幌は4時くらいになるともう夕焼け小焼けです。
5時には暗くなっています。
ということで、F2.8のノーストロボで三脚無しで撮るのは結構大変な季節に突入です。
何よりも外気温と室内温度がかなり違うので、
室内に入ったときには時間をかけてカメラを温める必要があります。
でも、この季節は樹々が色付いて、あちこち撮影したくなりますよねぇ。

2007年11月3日土曜日

黄金の秋

モノクロ写真の撮影に出かけましたが、押さえでカラーも撮ってみました。
コンパクトカメラのSANYO Xacti C4は広角寄りのレンズなので、結構楽しめます。

▲真駒内公園は1972年に札幌冬季オリンピックが開催された場所です。

▲ガラスごしに写真を撮ると映り込みがやっかいですが、こういう時には歓迎です。

▲小川の水門にあるハンドル。重厚な質感がおもしろい。

▲落ち葉鑑賞の特等席。

▲水彩画のような空ですね。

最近はPENTAX K100D Superを使うことが多いのですが、
たまにコンパクトカメラだけで出かけるのも楽しいですね。

モノクロームな秋

最近はほとんどがPENTAX K100D Superを使用していますが、
今日はモノクロを撮りたかったので、OLYMPUS PEN EE-3を持って出かけました。

▲パターンでできているパターン(これは昨夜撮影)

▲雨上がりのレトロなお店(これは昨夜撮影)

▲本物はどっち

▲離れてわかった札幌オリンピック模様。

▲ふかふか。

▲忘れられたベンチ。

今回使用したフィルムはモノクロ写真を通常のカラー現像と同様に現像できる
KODAK BW400CNを使いました。

スキャニングの時にカラーモードで色調補正無しでスキャンしたのでピンクがかってしまいました。モノクロポジフィルムスキャンをするとちゃんとモノクロになります。
このフィルムなら近所のスーパーで30分現像できるので、
デジカメを使っているのとほとんどタイムラグがなく、味わい深い色を出してくれるのでオススメです。