2007年10月29日月曜日

Olympus Pen EE-3

先日、旅に出る前に冬物をタンスの奥から引っ張り出していると、
セーターの間から懐かしいモノが出てきました。

▲OLYMPUS PEN EE-3 ちっこいのにちゃんとした重さがあります。

今から25年ぐらい前に修学旅行で使ったのを覚えていますが、
それ以降は使った記憶がありません。
まさに、タイムカプセル状態だったのです。

▲レトロなデザインが、今、新しい感覚で使えます。

久々にカメラ屋さんでフィルム選びをしました。
驚いたことは、フィルムコーナーがとても狭くなっていたことです。
そして選べる種類も少なくなっている・・・。

今回は久々のフィルムカメラだったので、
ASA200で適当にパシャパシャ撮ってみることにしました。

▲DNP CENTURIA 200 36枚撮り 初めて見たフィルム。とても安いです。

それにしてもこのフィルムは初めて見ました。どこのフィルムでしょう・・・。
インターネットで調べてみてわかったこと。
DNP=大日本印刷です。
私には馴染みの3文字だったので、大日本印刷みたいだなぁ・・・と思っていたら本物でした。
どうやらコニカのカメラ部門はSONYに、フィルム部門はDNPになったようです。
そしてこのCENTURIAというフィルムはコダックGOLDのOEMと言われているようです。
が、発色(特に青系)がサクラコニカの色を継承しているのに粒子が細かくなったということで、
どうやら評判の良い安いフィルムだったようです。
まったく知らず、曖昧なカメラで曖昧な撮影を楽しみたかったので、
一番安いフィルムを購入しただけだったのでした。

▲ネガスキャナで取り込むのが面倒だったので、現像と同時デジタライズをしました。

現像は、近所のスーパーに入っているフジフィルムのパレットプラザで自動現像30分コースです。
CDにデジタライズをしてもらいました。
36枚撮りの現像料金が630円。CDデジタライズ料金が525円。合計1125円。
おやおや、これは結構かかりますねぇ。
でもインデックスプリントもあるので、結構便利かも。APSカメラみたいですね。

そして出30分後にお店へ行ってみると・・・。
「すみません、ハーフのデジタライズは2コマで1画像になります。
なので、今回は現像代金だけで結構です・・・。」
と言われてしまいました。

ほほぅそうなんですねぇ。知りませんでした。
でもまぁ、デジタルなんでPhotoshopなどで切ればいいんですよね。
そしてもしもプリントしたい時にはネガを持っていけば言い訳で・・・。

ということでこれらが今回、久々に取ったフィルム写真(銀塩写真)です。

▲ラリージャパン2007のオープニングイベント会場を裏側から・・・

▲ラリージャパン2007のオープニングイベントで応援する人たち

▲ラリージャパン2007のオープニングイベント会場のステージ裏側から・・・

驚きです。
レンズの周囲にあるASA調節位置を今回のフィルム感度の200にしている状態で夜間にシャッターを切ろうとすると赤ベロ(赤いフィルム状のもの)がファインダーに出てきて光不足を教えてくれます。
そこで、レンズの周りを回して、このレンズの開放値である3.5の位置に合わせてシャッターボタンを押すと・・・パシャ!ときれるんです。
たぶん、真っ暗でボケボケの手ぶれ写真が・・・と期待していませんでしたが驚きの写真です。

ちゃんといい感じで取れているじゃないですかぁ!!

確かに光のない場所が描画されていませんが、
ASA200にF3.5のレンズでテキトーに映してこの仕上がり!!
デジ1眼で撮った写真とは違う暖かな雰囲気の写真が撮れますねぇ。

▲ホテルの隣のバー

▲ホテルの隣のバーの窓を寄りで

▲ホテルの隣のお食事処

ほほぅ。
デジタル一眼レフカメラで同じ場所を撮影したのですが、
このPEN EE-3で撮影した写真も味があり、レトロ感が良く出ます。
そしてフィルムの特性もあり、空の色が薄い青緑になるのが面白い。
軽いレトロ写真です。

これは面白いですよぉ。
次回はモノクロ写真を入れて撮ってみようかなぁ。
あいまいの安心感ってあるよなぁ・・・。

2007年10月20日土曜日

Pentax smc Takumar 28mm F3.5

ずいぶん前に義理の父よりいただいた
Asahi PENTAX smc TAKUMAR 1:3.5/28を付けて庭の写真を撮ってみました。

▲もう秋ですねぇ。いろいろなカタチや色の葉が混じるこの時期はキレイですねぇ。

ズームレンズの場合はF3.5-5.6というのが一般的なようですので、
それほど暗いと言う感じはしませんが、日中の屋外撮影向きのような気がします。

▲この丸っぽい葉が好きです。色も薄黄色で優しい感じのする気ですねぇ。

開放(F3.5)で撮ってみると葉の透明感も出てきました。
同じTAKUMARでも55mmはF1.8からみるとF3.5はかなり絞って撮影した感じがします。
でも、奥まで写したい時には便利なレンズのようです。

▲赤い実がちょっとおいしそう・・・。でも食べられませんよね。

広角のパフォーマンスを上手く表現しているような写真ではないので、
こんどは晴天の日に見上げ、見下ろし写真などを撮影したいと思います。

2007年10月17日水曜日

またScoop!

トイカメラのScoop!で撮りました。
ダウンロードするまでどんな風に写っているのかわからないのが楽しい。










Pentax SMC Pentax-M 50mm F1.7

昔の標準レンズである「PENTAX-M 50mm F1.7」を手に入れました。
マニュアルレンズです。
とても明るいレンズなのでボケ具合も良く、
同じくらいのサイズのTAKUMAR 55mm F1.8にとても似た写りをしますが、
コチラの方がやはり明るいので絞り込んで使う方が良さそうです。
ただ、室内での撮影はストロボや特別な照明無しでも撮影できるのがステキです。

▲コンディションがとても良くてうれしいです。ピントリングも適度な重さがいい感じ。

このレンズはKマウント(今のPENTAXの標準的なレンズの連結形式)なのでレンズの付け替えも簡単です。

▲開放(F1.7)で撮影してみました。強烈なボケですねぇ。

▲少し絞ってF4で撮影してみました。これぐらいが上品かも。

▲少し絞り気味で野外撮影。色がきれいなレンズです。

▲6枚の絞り羽がいい感じの6角形のボケを出してくれます。

▲手前のボケ方も自然な感じでいいですねぇ。

▲50ミリなのでそんなに近寄れませんが、コレくらい寄れれば結構楽しめますね。
オフィス前のキノコがさらに大きくなっています・・・。

▲偶然に金属の反射しているところが「キラッ!」という輝きが出ました。

▲屋内のライトが無い場所で開放(F1.7)で撮影してみました。
うん。これは便利なレンズです。夜の撮影にも良さそう!!

▲今日は早速ブツ撮り(商品撮影)にこのレンズを使いました。
ライティングをせずに普通の環境光で撮影できるのでとてもうれしいです。

昔のレンズですがとてもキレイに写るレンズです。
マニュアルフォーカスですが、ハイパーマニュアルモードを併用すると
全く気にならずに適正な露出で撮影できます。
今までTAKUMAR 55mm F1.8を付けっぱなしにしていましたが、
しばらくはこのレンズを付けっぱなしにすることになりそうです。

2007年10月15日月曜日

いまさらScoop!

先日、いつものようにYahoo!オークションを見ていたら面白そうな商品がありました。
2002年製の「Scoop!」。早速落札してみました。

▲三脚とおおげさなフラッシュも付いてきます。

上の写真だとちょっとエラそうですよね。
でも実は、とても小さいんです。

▲手のひらサイズですね。そしてレンズは・・・ピンホールのように小さい!!

普通のフィルムカメラだとLOMOなどがトイカメラとして有名ですが、
このScoop!もそのジャンルです。
が、コレはデジカメというところがニートでしょ。
でもプレビュー用の液晶なんて付いていないので、
PCに画像を転送するまでどんな風に撮れているのかわかりません。

▲名刺と比べるとその小ささがわかりますね。

今は1000万画素が当たり前で、携帯電話のカメラでさえ
200万画素とか400万画素とか言っているのに、このScoop!はわずか35万画素です。
しかもメモリーは非脱着方式でHiモード(と言っても640x480ピクセル)で26枚。
Loモード(320x240ピクセル)で106枚撮影できます。

それでは実際に撮影してみたサンプルです。
撮影後にPhotoshopでポラロイド風に加工してみました。

▲オフィスの前の通り。いい感じで光が射していました。

▲オフィスの外壁。逆光でなければ結構楽しめます。

▲どこにピントが合っているのかが全く分かりません。
反射した棚にピントが合っていたんですね。

▲やはりマクロ撮影はキツイですねぇ。
でもコピックのしたの木で作った文字にはピントが合っていますね。

▲なぜかオフィスの前の木には毎年秋になるとキノコがたくさん出てきます。
食べられるのかなぁ・・・。

▲室内でストロボ撮影してみました。
ちょっと手でストロボを覆って写したらいい色が出ましたねぇ。

▲プチ魚眼レンズ撮影です。ちゃんと加工したらイケるかも!?

発売当時は単純に画素数が少なすぎるので買おうと思いませんでしたが、
オークションでとても安価で手に入れれるのと、
トイカメラとして考えたときに
偶然の産物がとても面白かったりします。
カバンに入れておいてもほとんど重さが無い(電池込みで76グラム!)なので、
街のスナップを撮るには楽しめそうです。

2007年10月6日土曜日

定山渓を撮ってみた

今日は天気が良かったので札幌の奥座敷である定山渓へ撮影に行きました。
連休の初日と言うこともあり、少々道が混んでいましたが、自宅からは30分ほどで到着です。

▲最初に私たちを迎えてくれたネコくん。日向は暖かくて気持ち良さそう。

▲定山渓にはカッパ伝説があり、町のいたるところにカッパのオブジェがあります。

▲カッパ伝説の舞台であるカッパ淵にかかる二見吊橋。

▲藤棚では豆がいっぱいぶら下がっています。これって食べられるのかなぁ・・・?

▲吊橋から戻ってきてもまだネコくんはのんびりしていました。

▲温泉宿の外観。どのくらい古いんでしょう?
窓の上が丸くなっていて建物も大きな円筒型です。

▲バス停のベンチ。
周りはみんな石造りの壁やちょっと色が変わり始めた木々なのでとても鮮やかに感じます。

▲コンビニのようなお店って・・・。

▲定山渓は温泉街です。
アチコチに温泉が流れています。無料の足湯がたくさんあります。

▲川に映りこんでいる逆さの景色がきれいでした。
この時期は色がたくさんあっていいなぁ。

今回は換えのレンズを何本か持って行きましたが、結局Takumar55mm/F1.8とDA40F2.8だけで撮っていました。とても日差しが強かったのでかなり絞って撮影しましたが、まだまだ不慣れで、適正な絞りを決めれません。
またK100DSを買ってからずっとマニュアルフォーカスだったので、AFでの操作も練習が必要です。
でもカメラを持ってブラブラするのって楽しいなぁ・・・。