2008年6月28日土曜日

OLYMPUS E-410

オークションでカメラをいろいろと見ているのは楽しいものです。
つい先日も、CONTAX 139ってどのくらいで出ているんだろう・・・などと深夜までオークションを徘徊していました。
PentaxのK100Dsを買うときに最終段階まで迷った機種がOlympusのE-410です。つい最近上位機種のE-420が発売され、それと同時にオークションには旧機種であるE-410がたくさん出品されたようです。レンズキットだとおおよそ45,000円が今の相場のようです。でも私の予算は35,000円。なのでまだ買うことはできそうもありません。
ところが、ボディを見てみると・・・あ、20,000円台からありますよぉ。
ということでまぁムリだろうなぁと思いつつも残りが5日もあるのに25,000円の入札してみました。

入札していたことも忘れていた5日後の深夜、「おめでとうございます。あなたが落札しました!」のメールが!!
うっ。
本気で落とすつもりがなかったのに・・・。

そしてボディを落札としたということは・・・レンズは?メディアは?
で、14-45mmの純正レンズとメディアを一発落札。
結局のところ、この3点セットをバラバラで集めて35,000円の予算内で集めることができました。

E-410のメディアはCFカードなのですが、今までCFカードを使ったことがありません。
なのでSDカードをCFカードに変換するアダプタを使うことにしました。
そして今回はじめてClass6のSDHCカード(4GB)を使ってみることにしました。
私の使い方だと連射で撮ることはほとんど無いので通常のSDでも良かったのですが、値段が同じだったので、それならSDHCの方がいいかなぁ・・・という気まぐれで決めました。ははは。

来月の末にはアメリカで数週間を過ごします。昨年はIBMのX31とPentaxK100DsとOlympusPenEE-3を持って行ったらカバンがもの凄く重かったので、今年は軽量化するために機材をいろいろとそろえることにしました。ただし未だにどの機種を持って行くかを決めていません。フィルムカメラを一眼レフにするかPenEE-3にするか・・・デジカメはGRDにするかE-410にするか・・・。
現在のところ決まっているのはPCだけで、X31はスタジオのスタッフが使うことになったので、自動的に持参するPCはEeePCになりました。
EeePCにはSDHC対応のスロットが付いているので、旅先でのレポートには便利そうです。

K100Dsには手ぶれ補正機能(SR)が付いているので多少ムリした撮影もしていました。どうやらSRが私の手ブレを補正してくれていたようで、ほとんど手ぶれの写真はありませんでした。フィルムカメラで撮影する時には手ブレをあまり起こさずに撮れていたので、もしかして手ぶれ補正機能っていらないのでは・・・と思っていたら、やはりE-410で撮る時にはK100Dsで撮る時のように気軽にシャッターを押すと手ぶれ写真になってしまうことがよくわかりました。
ということで基本の撮り方を再認識することになりました。ははは。

Olympusの純正レンズであるZuiko Digital 14-45mm F3.5-5.6は軽量で安価なレンズです。
E-410で採用しているフォーサーズは35mmフィルム換算で2倍になってしまうので、このレンズだと28-90mmという換算になります。でもまぁ28mmミリなら広角なのでいいかなぁ・・・しかも5000円ぐらいの安いレンズなので文句は言ってられません。本当はせっかくのコンパクトボディのE-410にはZuiko Digital 25mm/F2.8というパンケーキタイプのレンズが似合いそうなのですが、価格は35,000円ぐらいするのですぐに買えるわけも無く・・・。また500円貯金をしなければ・・・。

今日は晴れていたので近所のスターバックスでコーヒータイム。少しだけためし撮りして見ました。

Pモードで撮ってみたのですが、この写真は露出補正+1.0でした。
どうやらこのレンズは+0.5~1.0の補正をデフォルトにしておくと良さそうな気がします。

そして45mmで撮ってみたのがこちら。

開放(F5.6)で撮るとケラレが出ました。
でもこれくらいのダメダメな感じが好きかも・・・。
それから、このショットはライブビューを使って撮影してみました。
使ってみてわかったのですが、ライブビューではピントを合わせられないんですね。
ただ、露出はライブビューの明るさで視覚的に判断できるので、この点はいいかも。
また、ムリなアングルで撮る時に威力を発揮するという宣伝文句がありましたが・・・
良く考えてみると・・・デジカメでAFなので、ノーファインダー撮影でも何も問題ないような・・・。気に入るまで何度でもシャッター押せばいいわけですし・・・。

そして室内での一枚。
我が家は照明が暗いので震えないように撮るのが結構大変。
いろいろ撮ってみましたが、やはりPモードで撮るのが一番キレイでした。

K100Dsで撮る時にはほとんどがマニュアルモードで撮るのですが、E-410ではPモードが標準になりそう。
インターネットでE-410を使っている方々のブログなどをチェックしてみると、Pentaxのオールドレンズをマウントアダプタでつけている方が結構いるじゃないですか!
でも、この視野が狭くて、ピントの山が見えにくいファインダーでどうやって撮っているんだろう???
単に慣れなのだろうか・・・。
ebayでマウントアダプタが6ドルだったので取り寄せることにしました。
おそらく2~3週間で届くと思うので、そのときにまたレポートしますね。
ということで、今日はこのへんで・・・。

2008年6月27日金曜日

夏らしくなってきました。


札幌も最近やっと暖かくなってきました。
木々も緑が濃くなってきてなんだか気分も晴々します。
久々にK100Dsを持って外に出かけました。
Pentaxのカメラってシャッターショックとシャッター音が大きいけど、
撮っているうちにその音が楽しくなってきてついついたくさん撮ってしまいますよね。
ズームレンズもだいぶ慣れてきました。
あとは露出による写り方の違いを覚えなければ・・・。

2008年6月24日火曜日

天使がやってきた?

今日の札幌は一日中なんとなくはっきりしない天気でした。
でも夕方には真っ赤な夕焼けが・・・そういえば、今思い出したのですが、今朝、早朝には朝焼けだったなぁ・・・(寝ぼけていたので今頃思い出しました)
そして東の空を見上げてみると・・・
見たこともないくらい大きな虹が・・・。
しかも夕焼けと一緒に出ていたんです。




こんなの見たの初めてです。

いや、もしかして、ちゃんと空を見ていなかっただけなのかなぁ・・・。

2008年6月23日月曜日

噴水と子供たち

この噴水の周りにはコンクリートでできた囲いのような傾斜した小さな壁があります。この壁は高さが約1メートルほどで、大人がこの壁の横に立った時には噴水の中を簡単に見渡せますが、小さな子供たちは噴水の中を見ることができません。そこで、彼らは恐る恐るこの傾斜したコンクリートの壁に貼りつきながら中を覗き込むんです。その姿がとてもキュートだったのでついつい撮影。

2008年6月22日日曜日

暖かな日の午後

北国はその1年の半分以上が長袖と共に過ごさなければなりません。最近、やっと暖かくなってきましたがやはり朝夕は肌寒く、半そでのTシャツだけで過ごすのはちょっと勇気が要ります。
この日はとても暖かく、半そで1枚でも全く問題なく、むしろ少し汗ばむほどの陽気でした。
気温が高く、日差しが強くなるとレンズの性能と言うのは良く解るような気がします。
もちろん自分の腕の無さが一番の問題ですが、露出の設定がシビアになり、撮影したときのコンディションを思い出しながら現像する必要も出てきたりします。
特に逆光ぎみでの撮影はレンズフレアを避けようとすると日陰のコントラストがなくなってしまい、日陰に露出をあわせると光の強い場所のコントラストがなくなってしまいます。
本当はフラッシュを焚いて撮るのがいいのかもしれませんが、フラッシュは周りの人達を刺激してしまうので私はあまり好きではありません。なのでなるべく日向と日陰の両方が見えやすい露出をさがして撮るように心がけているのですが・・・なかなか難しいですね。

2008年6月21日土曜日

パフォーマー

夏場の大通り公園には多くのパフォーマーが週末に集います。ジャグリング、パントマイム、ダンス、手品、そして音楽など本当にいろいろなパフォーマンスを目にします。この方々は、アンデス風の衣装で「コンドルは飛んでゆく」や「コーヒールンバ」などの曲を奏でています。でも、話したことがあるわけではないので本当にアンデスの方々なのかは知りません。
多くの観光客でにぎわう大通り公園ですが、このようにパフォーマーたちはコインを投げ込んでもらえるように箱や楽器のケースなどを広げています。

私はこのようなパフォーマーの写真を撮るときにはいくらかのコインを投げ込んでから撮影をするのですが、多くのカメラを持った人達は楽しそうに写真を撮るのに、演奏が終わると一目散にその場を去ります。
う~む。これじゃぁパフォーマーは育たないなぁ・・・。

2008年6月16日月曜日

オリンピックの面影

1972年に行われた冬季オリンピック札幌大会で屋外競技場へアクセスするために作られた橋には今でも雪の結晶を象った冬季オリンピック大会のマークを見ることができます。
普段、何も気にせずに歩いていると、ただの古い汚れた橋のように見えますが、ちょっと離れてみてみるとこのマークが見えてくるので面白いですよね。

2008年6月15日日曜日

やわかい芝

これもInduster50-2で撮った一枚です。芝がモコモコでやわらかそうに写りましたね。
モノクロで撮ると余計な色合いがなくなるので色合いがそろっていてまるでフカフカな毛布のようです。

2008年6月14日土曜日

一見すると何の写真かわかりずらいのですが、橋の上から河川敷のサイクリングロードを撮影した写真です。

Induster50-2F3.5を開放で高感度フィルムを使って撮影したときに、条件がそろうととても面白い写真が撮れるようです。写真の専門家が見るとダメダメな写真かもしれませんが、この雰囲気が私のお気に入りです。

2008年6月13日金曜日

鳥居

何年前だろうか、仕事で弘前を訪れた時に寺院が集中している地域があり、その中に稲荷神社をみつけました。京都などの映像を使って日本を紹介する時に鳥居が連続して立っていて、とても赤が印象的な風景を見たことがありましたが、本物は見たことがありませんでした。この弘前の稲荷神社を見たときにはとても不思議で美しいなぁと感じたのを覚えています。





今回撮った場所は札幌の少し高い場所にある伏見稲荷です。
MTBで通勤している途中でちょっと遠回りしてこの場所へ行きました。
この場所もわぎょう氏のようなプロの方が撮るともっともっとステキに撮ることができるようなのですが、
素人でMTBアリの私には入り口でちょこっと撮るのが限界。
そして鳥居の中に入り進んで撮るのは何となく罰当たりのような気が・・・。

2008年6月12日木曜日

看板

看板が密集している場所を見つけるとシャッターを押したくなります。
私が一番好きな看板の密集している場所は、小樽の花園にあるはしご通りです。
ですが、このはしご通りにも不況の波は押し寄せ、シャッターに閉店や移転、廃業などの張り紙が貼られ、以前のようなにぎやかさが消えつつあります。つい1ヶ月前にも行きましたが、この通りに入る入り口にあった特徴のある古い建物は跡形も無く更地になっていました・・・。


新しい都市計画に行政は意欲を注ぎます。
そして古い歴史的建物も手厚く保護されます。
しかしながら昭和の大衆文化が集って偶然出来上がった風景は保護対象にありません。

マイケル・アリアス監督(松本大洋原作)の映画「鉄コン筋クリート」に登場する宝街の路地はこの小樽の花園にある「はしご通り」がアイデアの一部になっているそうです。

2008年6月11日水曜日

古い外装の新しいお店

札幌の裏参道付近には古いけどキュートな外装の建物がたくさんあります。
この建物もそのひとつです。
隣は貸し本屋さんで、このあたりの雰囲気は昭和を感じさせます。

SuperPresto1600をInduster50-2F3.5で開放ぎみに撮ったらいい感じの粒子が出てきてさらに古い感じに写りましたね。



ちなみにInduster50-2F3.5はKマウントに取り付けるためにはマウントアダプターが必要になりますが、PENTAX純正のマウントアダプターKは昔1000円ぐらいだったのに今は3000円以上もします。


[純正のマウントアダプターKを使用]


[中国製アルミアダプターを使用]

なので、ebayで探してみたらアルミ削り出しでできたマウントが6ドルであったので即購入。
送料を入れても8.5ドルでした。ただし、M42スクリューマウントがピッタリとボディのレンズマウントに当たらないのでレンズのピントを無限にしたときには若干ピントが甘くなります。
まぁ無限を使うくらいならレンズを交換して使うべきなんだと思いますが・・・。
でもこのマウントアダプターならボディのレンズマウントが隠れるので、
Induster50-2F3.5のような口径の小さなレンズでも電気接点が見えなくなるのでカッコいいです。

2008年6月10日火曜日

スピーカードッグ


ペーパートイをカスタムペイントしてみんなで楽しもう!!
というワールドプロジェクトについ先日参加しました。
予めテンプレートが用意されているので、
そのテンプレートをダウンロードして自由に色塗りをして組み立てる。

・・・それだけです。

でもなんだか楽しい。
作品の詳細はコチラにアップしました。
ぜひごらんください。

オープンカー

裏参道をMTBで散策していたら横目に何やら気になるカタチが・・・。
車の名前には疎いのでなんていうメーカーのなんていう車なのかは全くわかりません。

お金持ちだったら1台くらいこんな車があってもいいかなぁ・・・。
と勝手な思いを浮かべながら、ため息を合図にシャッターをきりました。

コーヒーブレイク


ほぼ毎週末に訪れるドーナツ屋さん。
もちろんドーナツは好きなのですが、
気軽に何時間でも居れるのがよいところ。

書店、音楽CD店、文房具/画材店が一緒になっているので、
買ったばかりの本を読みながらコーヒーとドーナツを楽しむのもいいし、
だらだらとドローイングを楽しむのにもいい。

日曜日の午後6時頃は一家だんらんお食事時間なのだろうか?
このドーナツ屋さんはガラガラに空きます。
そんな時間が私は一番好きな時間です。

2008年6月9日月曜日

ハート


前回の写真は*(アスタリスク)でしたが、こちらはハートマーク。
どんどんと奥に小さな葉がつながっているように見えますが、本当に億の葉は小さいんです。
その結果、幾何学模様のように奥行きを感じる写真になりました。

*(アスタリスク)


植物っておもしろいなぁ・・・。
*ってもしかして、こういうのを見てデザインしたのかなぁ・・・。

2008年6月8日日曜日

どうぶつ園の昼下がり


何年振りでしょうか、円山どうぶつ園へ行ってきました。
昔は純粋に動物を見に行ったのですが、今回はイラストレーションのアイデア収集が目的です。
以前と少しレイアウトが変わったような気がしますが、基本的な展示は同じようです。
ただ、ぞうは昨年死んでしまったようで、代わりのぞうをどこかから連れてきたくても今は繁殖保護目的以外でぞうを輸入できないそうです。

この日は市内で夏の大きなお祭りが行われていましたが、小さな子供を連れている家族はこちらのどうぶつ園の方が人気があったようです。
本当はモリモリスケッチをしてたくさん写真を撮ろうと思っていたのですが、園内をいろいろと歩いているうちに、狭いオリの中でただ寝ている動物や、羽を広げると3メートルぐらいになりそうな大きな鳥たちが小さな小屋に居るのを見ているうちに、なんだか気の毒に思えてきてすっかり撮影すらする気がなくなってしまいました。
北海道ならシンガポールのナイトサファリのようにオリの無い広々としたどうぶつ園もできそうなのに・・・。