2007年11月4日日曜日

OLYMPUS PEN EE-3のモルト交換

PEN EE-3で撮影を終えてフィルムを取り出したところ、フィルムの表面がベトベトしていました。
カメラの中を探ってみると・・・あらら、スポンジがトロトロに劣化しているではないですか!!


▲スポンジがボロボロです!! まぁ年代モノなので・・・。

指先で劣化したスポンジをつまんでみるとベトベトになっていて、きれいに取るのが大変です。
割り箸を鉛筆削りで尖らせたもので細かな部分まではがします。


▲ちょうどフタの蝶番の部分にもスポンジがあります。

本当は、フタの当たる部分に沿ってぐるり一周スポンジが付いていますが、
狭い部分はあまり影響が無いようですので、今回は交換しません。
(かなり面倒そうなので、どうしても交換が必要になるまで見なかったことにしようかと・・・。)

ベトベトがどうしても取れません。そこで、アルコールでキレイにすることにしました。


▲私の身近なアルコールと言えばコピックの0番。

キッチンペーパーにこれを染み込ませてふき取ると、あらら、ベトベトが全くなくなりました。

そしてスポンジの換えが必要になるので、100円ショップで防音テープとフェルトを買ってきました。


▲幅広であまり厚みが無い防音テープがジャストフィットです。

もともとスポンジがあった場所に貼り付けるとこんな感じになります。


▲適度な弾力があり、フィルムをしっかりと押さえて、ふたのガタツキを防ぎます。

蝶番側は防音テープでは少し厚いので、フェルトを使います。


▲こちらも元々あったスポンジと同じ大きさにカットして使います。

フェルトの貼り付けには紙素材ではない両面テープで貼り付けます。
紙素材だと、またそのうちドロドロになっちゃいますからね。


▲フェルトを貼り付けるとこのようになります。

どうやらこのスポンジの劣化は私のPENだけではなく、同世代のカメラはほとんど同じ症状を抱えているようです。カメラ修理に出すともっとプロフェッショナルなツールで直してくれるようなのですが、あいまいな写真を楽しむトイカメラ的に使うのであれば、この程度で良さそうです。

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