看板が密集している場所を見つけるとシャッターを押したくなります。
私が一番好きな看板の密集している場所は、小樽の花園にあるはしご通りです。
ですが、このはしご通りにも不況の波は押し寄せ、シャッターに閉店や移転、廃業などの張り紙が貼られ、以前のようなにぎやかさが消えつつあります。つい1ヶ月前にも行きましたが、この通りに入る入り口にあった特徴のある古い建物は跡形も無く更地になっていました・・・。
新しい都市計画に行政は意欲を注ぎます。
そして古い歴史的建物も手厚く保護されます。
しかしながら昭和の大衆文化が集って偶然出来上がった風景は保護対象にありません。
マイケル・アリアス監督(松本大洋原作)の映画「鉄コン筋クリート」に登場する宝街の路地はこの小樽の花園にある「はしご通り」がアイデアの一部になっているそうです。
2008年6月12日木曜日
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